ずっとこういうとこで喋ってみたかったので、
純情恋愛板で立てたらここに誘導されたので来ました。
ID:RtncyQgI0

代行の方に立てていただきました。それでは、パソコンにて書き込んでいきます。
たまに規制されたりするのですが、最後まで書きたいとおもいます。

期待

私は25歳、中国地方のある田舎で生まれ育った。
彼は24歳、東北出身。

今から7年前の夏、私は18で、同い年の子はみんな大学や専門に進み新しい生活を謳歌する中、2年の後れをとりバイトしながら通信制高校に通っていた。

ある日、文通相手から紹介されてモバゲーを始めた。
ハンネは借りにポコチンとする。(まぁそれに近い名前を使っていた)
リアルでは大人しくて地味で不細工な私だが、ネット上では下ネタ連発でなんかはっちゃけていた。
淫乱なキャラを演じてストレスを発散してたのかもしれない。

そして、ある日偶然んんんんん(これもまぁ仮名)というおかしな変態の日記に行き着く。
私はすぐに自分と同じような匂いを感じ、んんんんんの日記にコメントした。
「お前の日記面白いな。その割に閲覧数は伸びてないけど。」

んんんんんからコメントが返ってきた。
「黙れ淫乱」みたいな感じで。

それからモバゲー上で何週間かやり取りをした。
お互いのページの掲示板に「パイパン」「インラン」「ホウケイ」とか書いたりして、どうしようもないふざけたやり取りだった。
あの頃の、特に私はちょっと頭が沸いていた。
でもなんか、んんんんんのことが気になって私から直メを誘った。

誘ったその日の内にメールがきて、7月7日初めて直接やり取りした。

んんんんんからの初めてのメールはこれ。
「( ^ω^)『メアドが送られてきたお…ドキドキ』


( ^ω^)『送信するおっおっ…こうして…このボタンを…ポチっと』


( ^ω^)『いかん、これは乳首だったお…』


直メして下さい＝ア○ルセ○クスまでならOK!ってことだよね!!


期待してます＾＾」

それからは毎日、夜になったらメールした。
ちょっとネタ混じりに、住んでる本当の場所(なぜかんんんんんはモバゲーでは東京にしてた)や、年齢(確かモバゲーではお互い100歳とかだった)、学校、家、友達…とにかく色んなことを喋った。
楽しくて楽しくて、知れば知るほど恋をしていることにお互い気づいていった。

全日制の高校に過敏性腸症候群が元で行けなくなってしまった私は、長い間トンネルの中にいるようだった。
通信制高校に編入してからも、気持ちは沈んだままだった。
しかし、んんんんんとのやり取りをし始めてから、私の心は徐々に明るくなっていた。

直にメールを始めて何週間か経った頃、いつか会ってみたいという話をするようになっていた。
でも高校生の自分達が、中国地方と東北地方の距離を行き来して会うということは現実的に考えて無理があった。
何より絶対に親は反対する。
しかし私は8月の頭に、関西に進学した友達を訪ねるためバイトの3連休をとっていたことを思い出した。

友達には悪いけど、その3連休を利用してんんんんんに会いに行く決意をした。
そのことを伝えたあとの実際のメールがこれ。

「本気ですか!!?もう決心はしたのかい??

だってただ俺なんかに会いに行くためだけに大金使ってさぁ、しかも数日しか会えないんだよ!?

それでも!会いたいの!!!?
もったいなくない!?


ねぇマジで!!!マジで言ってる!???


今さっき目から水でてきたし(´;ω;`)
なんかお前が本気でさあ、真剣に俺のこと思ってくれてるんだなぁって思ったら…こういうこと今までなかった!
ほんとなかった!!人のために俺が涙でるなんて!
泣く事自体ひさしぶりだっつーの!つかこういう理由で、人で泣くの初めてだ!＼(^O^)／
俺はお前のこと好きだったんだ!自分でも自覚した。
だって涙でちゃってるもの
鼻水いっぱい出てきた」

もう気持ちは止まらなかった。
私の決意は固かった。

でももちろん親は反対した。
お母さんは「なんじゃそれ」って言って、
お父さんは「はああああああ？ええって言うわけないじゃろおがああああああああ！！絶対許さんどおおおお！！」と怒り狂った。
それでも私は「絶対に会いに行くけえ！！行かせてくれんかったら死ぬ！！絶対に死ぬ！！生きる意味がないんじゃ！」って泣き叫んだ。
するとお父さんは「なら相手の住所をわしに渡せぇ！」と言った。
そしてんんんんんの家の住所を渡し、一応許しを得た。

そして7月の最後、新幹線でんんんんんのいる東北に向かうことが決まった。
日程は8月7日～10日。
7日にバイトが終わったらすぐに出かけることにした。
最初から二人で泊まるつもりだった。

ちなみにその頃んんんんんは家庭環境が何かと荒れており、
親と会話などしないため友達の家に何日か泊まると伝えただけで特に問題はなかったらしい。

当日がくるまでは毎日二人で泊まる場所、遊びに行くところ、持ち物、初めて会うにあたり不安なこと、楽しみなことなど色々と盛り上がった。
ちなみに写メの交換なんかはしてなくて、私は不細工なのでけっこう本当に不安だった。
(一回同級生に青木さやかに似てると言われたことがある…微妙…)

でも二人ともお互いがどんな不細工でもどうだっていいと思ってた。

セ○クスをすることになるだろうから、んんんんんはコンドームをつける練習もしてくれたらしい。

そして、待ちに待った8月7日。
バイトのあと、バイト先から近い従姉妹の家で化粧して、お父さんに車で荷物を持ってきてもらって駅まで送らせ、
電車に乗り、新幹線停車駅まで向かった。
初めて一人で新幹線に乗ったのでドキドキしていた。
東京駅で駅員に乗り換えの案内をしてもらい、はやての中ではカツサンドを食べた記憶がある。

夜の11時、いよいよ、んんんんんが待つ駅に着く。
着いたら表側の階段を降りたとこにいると言われていた。
携帯を鳴らしたら、んんんんんはすぐに出た。

「着いたよ…！えっと…こっちで会っとるかな…階段降りたとこじゃろ…。えっと…」
携帯をつなげたままキョロキョロしながら階段を降りた。
向かいから携帯を耳に当てた白い制服の男の子が歩いてくる。
すぐに分かった。

「あ…あ！ゆう君？うわぁ。どうしよ。初めまして」
「うん。初めまして。タクシーそこで待ってるから…」
みたいな会話をして、タクシーに乗った。
緊張で足がガクガクしてタクシーまで歩く途中一度地面にへたりこんでしまった。

そして先にんんんんんがチェックインを済ませてくれていたビジネスホテルに到着。
部屋はとても狭かった。
ちなみにベットは確かツインだった。
狭かった。

ベットに腰かけて、緊張しながら話をした。
内容はハッキリは覚えてないけど、
「うちら凄いことしとるよな？」
「俺のことどう思った？」
「可愛い顔じゃなって思った。うちは？うちは自信ないな」
「嫌ならこんなに隣に座ってないよ」
みたいな感じかな。

とりあえず一人ずつ風呂に入って、そのあとんんんんんの中学の時の連絡ノートを見せてもらったり、コンドームを見せてもらったりした。
私が「今日するつもりだった？」って聞いたら
んんんんんは「今日はしねーべ」って言った。

ベットに寝転んで色々喋って、その日は寝た。
ちなみに私は過敏性腸症候群なのでけっこう色々不安だった。

8日の朝起きて、シャワーを浴びてホテルを出た。
朝御飯はどうしたか覚えてないな。
そして二人で水族館へ行った。
水族館を出て、適当にその辺で蕎麦を食べ、次に泊まるホテルへ向かうため電車に乗った。
電車の中で私の隣の太った男性が異臭を放ってたので、私はんんんんんのいる側に寄った。
肌と肌が触れてドキドキした。

電車から降りてんんんんんが「なんか距離が近かったよね」って言ってきて、
私が「なんか隣の人が臭かったんよ」って言った。

四時頃かな…8、9日と泊まる予定のホテルに着いた。

チェックインして荷物を置いて少しダラダラ休んだあと、コンビニに行って蕎麦を買った。
そして蕎麦を食べながらロンハーとリンカーンを見た。
リンカーンが終わって、どちらともなくセ○クスをするかも…みたいな空気が流れた。
んんんんんが「…これから真剣に付き合っていくなら…」って言って、
これから付き合っていくって話をした。

そして風呂に入って、布団の中に入って、ちょっと天井を見て、
お互いに顔を見合わせて、ぎゅーっと抱き締めあって、キスをした。
あの抱き締めあった瞬間の気持ちは7年経った今も鮮明に思い出せる。
生まれて始めての経験で、好きな人と抱き締めあうのがこんなにも気持ちいいってことにびっくりした。

セ○クスは初めて同士だったからなんかぎこちないというか、結局最初は上手く挿入もできなかった。

でも「抱き締めあうのってすごいね」っていいながら寝た。

9日は起きてから支度して、街中を歩いた。
ビレッジバンガードでペアのストラップを買ってつけた。
そのあとイタリアンみたいなのを食べた。
私はなぜか意味不明にでかい四角い食パンをくり貫いたパングラタンを注文して、すごく食べにくくて8割くらい残した…。
恥ずかしかった。
昼を食べたあと美術館に向かった。
夕日が射してきた頃にホテルに向けて歩いた。
次の日の今頃にはもう別々だと思うとすごく寂しかった。
ホテルに戻ってから、しばらく抱き合ったりキスしたり、お互いのことを触り合って、少し挿入も試みたけどやっぱり上手く入らなかった。
でもすごく気持ちよくて満たされた。

夕食を食べに出て、手を繋いで歩いた。
少し手がほどけかけた時んんんんんが強く握りしめてきた。
なんとなしに着いたレストランは高そうな店だった。
入ろうとして雰囲気の違和感に恥ずかしくなって、急いで出て、ガストへ向かった。
胸がいっぱいだったから、あまり食べれなかった。

ホテルに戻って、また抱き締めあって、ずっとベットの上で喋ったりキスしたりした。
んんんんんは「自分でブスって言ってたけど、すごくきれいな目をしてるよ」と言ってくれた。

沢山喋って、二人で沢山寂しがった。

こんなに一気に書いていいのかな。
ちょっと洗濯を干したらまたのこりを書きます。

ばっちり見てるぞ

パンツは脱いだほうがいいのか？

モバゲー
まで見た

10日の朝、んんんんんはその日模試だったから制服を着た。

んんんんんがおならをして
「やっぱいつもと違う環境だとうんこが出なくなるよね」って言った。
愛しい気持ちになった。

ホテルを出る直前にんんんんんは寂しいといって泣いていた。

駅まで歩いて、んんんんんと別れた。
「死にたいと思ったりしたことあるけど、本当に生きとってよかった」と伝えて、
またねと言って別れた。

そして私は家に帰って、お互いまたいつもの生活に戻った。

ちなみに私は過敏性腸症候群なのに、3泊4日の内彼と別れるまで一度もうんこがでなかった。
胸がいっぱいでほとんど食べれなかったから。

そして遠距離恋愛が始まって、年下だけどんんんんんが先に大学に入学して、
その一年後私もんんんんんの大学の近くにある専門学校に入学。

専門学校は私の方が先に出て、
バイトしながらんんんんんの卒業まで待って、
一年後んんんんんが大学卒業と同時に二人でんんんんんの就職した県に引っ越し。

そんで結婚して今に至る。

という話だったのですが・・・。

よくまとめとかで「～～の話を聞いてほしい」とか「～～に会った話」とかってのを見るたびに、
自分もそういうのをしてみたいと思っていたのです。

でも書いてみると案外あっさりしてる気がします。
もっとこう、先が気になるような、
へ～～そんなことがあるんだみたいな楽しい書き方をしたかったのですが。
ただ自分の身の上話をしただけで終わってしまった気が・・・。

今住んでるのはんんんんんの地元とはまた別の東北圏内なのですが、
絶対初めて会う人に「なんでそんな遠いとこからこっちに来たの？」
と聞かれるのですが、正直に答えると割とびっくりされます。
なので自分たちの身の上に起きたことは珍しいのかなあ、
少し語ってみたいなという気持ちがあったんです。

というわけでここに書いてみました。

ありがとうございました。なんかすみませんね。

全然珍しくない
遠距離して旦那の地元にくる奴なんか沢山いる
ネットで出会うのも今の時代珍しくない
本気でびっくりされてるわけじゃなく相槌の一つだろ
嘘～？本当～？びっくり～！みたいな
モバゲーで出会って遠距離して結婚した
一行で終わる話をチンタラ書くなよ
鬼女の癖に純恋にスレ立てたのも謎だな
既存のスレで書き込めそうなとこなかったわけ？

女って行動力すごいよな
彼女も四国からフェリー乗って
俺のとこまで来たからな

結婚したんだね。たぶんそうだろうと思って読んだけど。

7月7日は旦那と初めてやり取りした以外に記念日か何かだったりする？

よかったじゃないか！お互い幸せになれて。
俺はそんなに行動力ないから羨ましい。

いつまでもお幸せに！！！

運命が二人を引き寄せたんだと思った。
綺麗な話だ。
ポコチンとか淫乱とかうんことか書いてあるけどなw

結構感動したわ
今ってモバゲー規制厳しくなって下ネタも出会いも厳しいよねｗ

ちなみに吉井和哉に目覚めたのもモバゲーのまた別の人からの影響だったのですが、
こうして改めて思い出してみるとネットがきっかけで色んな生活の変化があったものです。
夏が来て、夏の雰囲気の中で過ごすと鮮明に思い出されます。

このスレを読んで下さった方達、どのくらいいるか分からないですけど、良い夏を！

ということでそろそろ消え時でしょうかね。ありがとうございました。

乙